原作:Nitro+、漫画:叶精作 『凍京NECRO』第1巻

ゲームを原作とした漫画で、ゲームと絵柄が100%違う漫画は自分が知る限りでは初です。

舞台は氷河期の到来とそれに伴う米中戦争により荒廃した2199年の東京(名前が凍京と変わっている)。娼館「エンドレスサマー」に副都知事を誘拐した唐雲山(タン・ユンシャン)が潜伏しているという情報を聞きつけた民間特別生死者追跡者(プライベート・リビングデッド・スペシャルストーカー)の臥龍岡早雲(ながおかそううん)と牙野原(きばのはら)エチカは、そこでリビングデッドの襲撃に遭遇する。死闘の末に唐を倒した臥龍岡は、車の中に閉じ込められていた宝形イリヤを救出するのだが、それが思いもよらぬ死闘の幕開けとなることを知らなかった――。

第1巻ではイリヤを保護する一方で、ミルグラムが姿を現すところまで描かれています(体験版ではコン・スーが登場ところまで)。体験版だけでもやってから漫画版を読むと、ゲームのほうが個人的には良かったと思う反面、リビングデッドは漫画のほうが良かったと思うこともちらほらと。

元のゲームを知っていると絵柄の違和感の半端なさに戸惑うが、(体験版をやった限りでは)話の順序が入れ替わっている以外はストーリー面での違和感はゼロ。『実験人形ダミー・オスカー』で一世を風靡した劇画界の巨匠と、日本屈指のクリエイター集団であるニトロプラスが融合した異色作をこの目で確かめるべし。

凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ>(1) (ファミ通クリアコミックス)
叶精作 カズ山本
KADOKAWA (2016-10-15)
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