アンドレイ・サプコフスキ著、川野靖子、天沼春樹訳『ウィッチャーI エルフの血脈』

ウィッチャーIIIをやっていく中で、ゲームだけでなく小説も読んでみたいという衝動に駆られて、ついに国内の既刊分をすべて買いました(こないだの日記参照)。昨今流行りの異世界モノとは全く違う、スラブ神話の魔法剣士の話をベースにしたダークファンタジーです。

物語の舞台はThe Witcher(SteamとGOG.comで販売中。公式では日本語非対応だがMOD導入で日本語化可能)の数年前。シントラ国がニルフガード帝国によって滅ぼされたとき、ゲラルトが間一髪のところで逃げ延びていたシントラ国の国王の孫娘であるシリを救出したところから物語が始まります。

ゲラルトとシリはケィア・モルヘンにたどり着き、そこでシリはウィッチャーとしての修練に挑むことになる。その中でシリは自分に<源流>と呼ばれる特殊能力があることに気づき、トランス状態に陥る。その対策のためにかつての恋人であるトリスが呼び寄せられ、ひとまずは落ち着きを取り戻す。その後もシリは寄宿舎生活をしながらウィッチャーの修練をするのだが、彼女は北方諸国の策謀の中に巻き込まれていくことを知らなかった――。

ゲラルトとシリの出会い、そして穏やかな環境での修行の日々を描いたシリーズの第1作。過酷な環境にあったシリはウィッチャーとして成長していくのだが、第2巻では彼女の存在がやがて北方諸国全体を揺り動かす存在に。第2巻では彼女が国王や魔法使いたちの陰謀に巻き込まれていくのだが、こちらも楽しみです。

国内で出ている三作品は全部揃えてあるので、一気に読み終えて第4作目の国内発売を待とうかと。早く第5作目まで読んでみたい!

ウィッチャーI エルフの血脈 (ハヤカワ文庫FT)
アンドレイ・サプコフスキ
早川書房
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