アンドレイ・サプコフスキ著、川野靖子訳『ウィッチャーIII 炎の洗礼』

現時点(2018年9月)で邦訳されているのはここまで。一日でも早い続刊の発売を望みます。

『屈辱の刻』で離れ離れとなったシリとゲラルト。ゲラルトは、ウィッチャー3本編でも卑猥なたとえは健在のゾルタン率いるドワーフ団に外科医のエミール、そしてニルフガード人のカヒルが加わり、道中でいくつの事件に遭遇しながらも、ヤルーガ川へと向かう。河を渡る途中でゲラルト一行はニルフガード軍と戦闘になるが、そこで戦功を挙げて、ついには名実ともに「リヴィアのゲラルト」となる。シリは盗賊団の一員としてやけっぱちの日々を過ごし、イェネファーをはじめとした女魔術師たちは壮大な計画を思いつく――。

戦闘あり、謎解きありのゲラルト、陰謀渦巻くイェネファーをはじめとした魔術師、そして盗賊団の一員として自暴自棄(やけっぱち)の日々を送るシリ。今回は5作品の中でも中休みといった感じだったが、次はどう動いていくのか。日本で次の巻が読める日が待ち遠しいです。

なお、この巻のサブタイトルである『炎の洗礼』の由来はこの巻のクライマックスに関わってきます。気になる人は是非手に取ってください。

ウィッチャーIII 炎の洗礼 (ハヤカワ文庫FT)
アンドレイ・サプコフスキ
早川書房
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