佐倉唄『オタサーの姫と恋ができるわけがない。』第2巻

今回は夏休み編。ニジケンは廃部の危機を免れただけではなく、顧問までついて一気に賑やかになりました。もちろん、佐伯一麦の『ア・ルース・ボーイ』で主人公がファーストキスをした仙台七夕の花火大会もありますよ!(こちらは電子版も出てないんだよなぁ……)

第1巻では廃部寸前だったニジケンだったが、部員として猫耳実装で唯一の中学生である天架を筆頭に、ハーフな先輩の雪村先輩、そして隠れオタのギャルの継未の3人が入部し、強烈なオタクサークルに! 主人公はげんしけん二代目の斑目さん状態だよ! そこに顧問である海原紗依(うなばらさより)が加わり、同好会として活動が本格的に始まる。

仙台の夏と来れば七夕祭りの前夜祭の花火(もちろんプールもあります。ベルサンピアみやぎ泉の近くにあったなんて知らんかった)。そしてオタクの夏と来れば最大のお祭りであるコミケ。……なのだが、第2巻に入って三角関係が勃発してしまう。かつて百合姫が原因でサークルクラッシュしてしまったニジケンは、来る文化祭でいったいどうなるのか?

今回も仙台の夏祭りもさることながら、仙台の人間から見た東京・秋葉原の印象や夏コミでの地獄のバトルもたっぷりと収録。オタ充してんなぁ。アニメイトがイービーンズのリニューアルで魚くさくないところに移動した半面、メロンブックスが魚屋の真上になってしまったんだね……。

次の巻は見逃せない展開になりそうなので、最後までがっつりついていく所存です。『青葉繁れる』の様な大トラブルが発生することを期待しつつ(結構面白かったよ)。

オタサーの姫と恋ができるわけがない。2 (ファンタジア文庫)
佐倉 唄
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