すっきり収まっててむしろゲームやりたくなったよ…… 原作:みなとカーニバル、漫画:あゆま紗由『姉小路直子と銀色の死神』全2巻

もうちょっと続くかと思ったら、キリの良い所で終わったんだもん、すげー安心したというか、なんというか。これが一般誌の限界か。

(以下、ネタバレ含むために格納。なお、あごバリア先生の訃報に伴い追悼メッセージを追加しました)

姉小路新九郎は昔から年上受けが良く、それは姉である直子も例外ではなかった(なにせ生徒会長にケツ触られるくらいだし)。ナオ姉はひつじと礼(ペコ)と一緒にアイドルユニット・テスモポリスをやっていて街の人気者だが、過去には新九郎の失態で大怪我を負わせたことも――。それをきっかけに新九郎は強い男になることを決意して、師匠のもとで修行を重ねてきた(なお、師匠は第2巻に登場します)。

そんな中で学園にフィンランドからキルスティ・ユリアンティラとマイ・パンツが学園長からの依頼で留学する。キルスティはあっという間に学園の猛者をノシてしまい(なにせ学生さんだけでなく現役の軍人ですから!)、ついでに学園に「北欧武術研究会」を設立することを宣言する。もちろん、婿探しも兼ねて。キルスティはナオ姉と仲良くなるも、マイはなかなかクラスに馴染めず孤立。ってか当たり前だよね……w。入部希望者を集めたトライアスロンに新九郎が挑戦するも、それが原因でキルスティが新九郎に惚れてしまい、大変なことに巻き込まれていく――。

原作はタカヒロと王雀孫タッグなのだが、移植が厳しいのが辛いです(いろいろと)。安定の姉プッシュはさすがタカヒロさん、そして数少ないシモネタは王雀孫の本領発揮(マイがネットで仕入れた知識を披露するシーンがあるので必見ですよ!)。

ボリュームも2巻とちょっとの空き時間に読めますし、ゲームはやってみたいけど時間が取れない人は漫画版でも大丈夫でしょう。絵もゲームより良いし。最終巻となる第2巻が書籍版と同時発売で助かったよ。

新九郎とキルスティ、そしてナオ姉とその友人たちの楽しい一時を味わいたい人、そしてゲームをやりたくても抵抗感がある人はぜひ漫画版を。うちは……ブログをオンラインゲームと家庭用ゲーム機、SteamのPCゲーや読書日記にシフトさせちゃったから抵抗感ある派で(ぉぃ。

追記:本日(2016年3月31日)、あごバリアさんが3月22日に亡くなったことが鈴平ひろ先生のツイートとMF文庫Jのサイトで明らかになりました。

SHUFFLE!をやりたくてもやれなかった時は「やりたいよぉ!」と涙目になりましたが、やっとの思いで手に入れたPS2版で自分好みのイベントが追加された時は「よっしゃ!」とガッツポーズをしました……。あご先生、シアやネリネたちとどうか安らかに。