村田沙耶香『コンビニ人間』

頭悪いガチエロラノベを読んだあとで、頭を切り替えるために……というか、仙台で買ってまだ読んでいませんでした^^;。芥川賞受賞作に手を出したのはピース又吉の火花に次いで2作目です。てか主人公が30代の未婚女性ってところから、人のことを笑えない自分が……^^;。

コンビニでのアルバイトを続ける30代の未婚女性の元に現れた一人の男性。彼は婚活目当てで来たのだが、コンビニでのアルバイトを続けようとする彼女を元に戻そうとする。

最後の方まで読むとかなり息苦しくなります。コンビニでの生活が板につきすぎたせいでまともな就職すらかなわなかった彼女と、それを改めようとする男性。その様子を見ていると、赤木しげるが井川ひろゆきに遺した言葉を引っぱり出さずにはいられません。

「もう…漕ぎ出そう……!! いわゆる『まとも』から放たれた人生に…………!!」

最後はどのような結末が待っているのか。そしてそれを読んで何を感じるか。全ては読者にお任せします。

今の世の中をえぐり取った筆者からのメッセージ、どう捉えるかは読者次第。自分にはグッサリ来ました(本を書いた人も未だにコンビニでバイトしているそうな……)。

コンビニ人間
コンビニ人間

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村田 沙耶香
文藝春秋
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