げんしけん二代目第107話『東武線の車窓から』

アンジェラが緊急来日、そして恵子もセットの日光旅行。果たして結末やいかに?

今月号のサブタイトルは『世界の車窓から』。司馬懿役の声優さんが印象に残ります。

※注意※
以下、今月号のアフタヌーンのネタバレを含みます。単行本派の人はこれ以降見ないようにしてください。雑誌をきっちり買ってね!

斑目先輩の「心の」卒業旅行も追加。

朽木の卒業旅行なのに、何故かアンジェラと恵子までもがセットで登場。アンジェラって、普段何してんだろ? ニートだったら嫌だなぁ。おそらく金持ちのお嬢様だったり……。

斑目さんは部外者であるアンジェラと恵子を連れて行くことを渋ったのだが、吉武が

うまくハッパかけてんな。

「――ではズバリお訊きしまスが 先輩はいつまでこんな無職生活を続けるおつもりスか?
 変えたいと思うなら昨日までの自分にサヨナラっスよ!!
 そう つまり!!
 ラメ先輩にとっての これが心(ココロ)の卒業旅行っス!!」

ハッパかけたお陰で行くことに。

ただ、吉武にはもっと心配なことがあった。それは、斑目さんを巡って争っている今のままだと、現視研が漫画研究会と同じようにサークルが分解するということだった。波戸の心境の変化を見て矢島さんが涙ぐんた回を覚えている人も多いことでしょうが(第95話『クラッシャーラメ』参照)、その時吉武は

「波戸ちゃんが決意し スーさんに宣戦布告? そして矢島っちが天井を見上げる
 ……マヂで…… サークル崩壊の予感……!!!!」

と、現視研内部で斑目さんを巡った末の将来を悲観してたのだが、今の状況はまさにそれ。
チョコをあげた波戸とスーにマンションに連れ込んで胸を触らせようとした恵子、そして大野さんにSDカードごと潰されたアンジェラが相争う状況では、いくら現視研とは言えサークル崩壊を引き起こしかねない。だから一計を案じたんだろうなぁ。

もちろん、誰とも付き合わないとなったら、アンジェラとスー、そして恵子ともすっぱりと別れてもらうということに。そうでもしない限り、崩壊の危険性があるからなぁ。
なお、単行本は電子版で先に買いましたが、後で紙のバージョンを買ってから感想を書く予定です。すまん!

着いた先は下今市駅(旧今市市)。調べたら銅像でお馴染み(小学校に今でも銅像があるかなぁ……)二宮尊徳の墓の近くじゃないですか。

ただ、朽木と斑目さんはビジネスホテルに泊まって、それ以外の全員は矢島邸での宿泊に。大丈夫なのかと思うけど、心配は無用なり。んで、波戸は性同一性障害という形で矢島邸の宿泊OKをもらったそうな。役得だぜ波戸。

んで、矢島さんの家には美作さん(実家の都合で就職している)と矢島さんの母親が。矢島さんのデブって遺伝だったんだね……(Spotted Flowerでは痩せて巨乳のメガネ女子になってるが)。

着地点は見えている?

クッチーの卒業旅行と見せかけて、斑目さんの心の卒業旅行に出かけた現視研一行+アンジェラ+恵子。

恵子とアンジェラ、スーは相変わらず険悪で、地の利を活かして(アンジェラは普段はボストンにいるのだ。恵子は八王子だし)自室に連れ込んだ恵子がアンジェラにドヤ顔を決め込む始末。Awful(やんなるぜ)!

恵子がアンジェラに先んじている一方で、スーはスーで斑目さんと波戸をくっつけようと企んでいるし(アニメ版でもそうだったし、連載でもそうだった)、そうなったら……波戸はどうなんだろ?

「着地点が見えている」と木尾先生が話していたのをAmazonの最新刊のレビューで読んだんだけど、この卒業旅行がきっかけで斑目さんが誰かとくっつくことになるのか、それとも全員別れてSpotted Flowerルートになるのか。まだまだ引っ張りそうな予感がしますが、今年はここまで。来年をお楽しみに。

げんしけん 二代目の八(17) (アフタヌーンKC)
木尾 士目
講談社 (2014-12-22)

さて、この後には……今月のアフタヌーンが待ってるぞ。