げんしけん二代目第80話『いい最終回だった(告白II)』

(2012年10月1日全面修正)
あまりにもまとまりがなかったので、全面修正でお送りします。

まずは先月号のあらすじ

波戸が斑目さんの部屋のことを次々とバラし、見栄を切れなくなった斑目さんは会場から逃げ出す。

そのあとで恵子と波戸が合流。そこで「斑目さんを告白させる」ことを思いつく。波戸は斑目の心情を察して反対するも、恵子は波戸が原因で斑目が追い込まれていると一蹴する。

波戸はスーの助けを借りてサークル棟に向かい、そこで咲さんを呼び出すのだが……?

いよいよ、斑目さんの思いは伝わるのか? そして……。

以下、単行本派の人はこれ以上は読まないこと推奨で。

玉砕

結論からいうと、まさにその一言でした。

でもその時のセリフがすごかった。

君はあの時 ハナゲが出てたんだ!!!!

なんと、第14話ではじめて二人きりになった時のことを持ち出すとは! しかも2ページぶち抜き!!

そのあとで斑目さんは涙をボロボロとこぼしたんですが、咲さんの答えは……。

「ごめん コーサカいるから 斑目とはつき合えない」……最初からわかっていたんだ。

斑目の横恋慕だってことが……。

みんなが何とかしてやりたい、そう思っていたけど、その結果は……。

そして、もし咲さんが高坂と大学構内で再会していなければ、斑目と付き合っていたとも……。

これでやっとわかった。『Spotted flower』は”if”の物語だったんだと。

「本当に楽しかったんだ」

斑目の恋は、ついに終わりを告げた。

斑目の人生で初めてとなるであろう3次元の恋。

その恋の結末は、実にあっけない幕切れでした……。

高坂の思い

その裏の話も。

高坂と「本来来る予定がなかった」笹原本人もやっと到着。ってかそういうことだったのか。笹原もやるなぁ。

高坂は部室に二人きりになったことを快く思わないのかと思うと、その逆だった。

「……僕だって
 斑目さん好きなんですよ
 だからもう少し 何とかしてあげたいんです
 みなさんもそうでしょ?」

高坂も、斑目さんが咲さんのことが好きだってことを知っていた。

自分が咲さんとつきあっていることは重々承知で、それで何とかしてやりたい(つまり、吹っ切れさせてやりたい)と思ったのだろう。斑目さんが遠くに行く事を止めるためにも……。

現視研の全員が斑目のことを好きでいたんだ。それだけでも……。

終わった……すべてが。

波戸は兄貴に気があった腐女子の先輩に恋をしたにもかかわらず、兄貴に取られてついには翌年の春に結婚が決まり、失恋。

そして一方の斑目さんは後輩の幼馴染である春日部さんに恋をしたにもかかわらず、その後輩の幼馴染である高坂の存在が斑目さん以上に大きかったために失恋。

……波戸に斑目さんが同じ日に振られたのは、本当に運命としか言い表すことができません。

スーが引きあわせたとはいえ、今後二人がどうなっていくのか。

波戸はせっかくできた腐女子の仲間たちと上手くやっていけるでしょう。

美形……とまでは行かないけれど、現視研には吉武さんもいるし、矢島さんもいる。もし「受験に合格したら」の話になるかもしれませんが、莉紗も来ることだし、まだまだチャンスはあります。下手すればスーも……って、留学生だから来年どうなるかがちょっと心配だけど。

斑目さんは……会社が左前で大変な状況な上、出会いの機会が……。

とすると残された選択肢は冬コミでの来日が確実視されているアンジェラにアプローチされるがままに流されてしまうか、もしくは秘密があってもバラしてしまう恵子の店に行ってしまうか……。

……ここまで書いてちょっと涙が……(/_;)

斑目さん……、とにかく、あんたには現視研があるんだから……。

早く新しい一歩を踏み出してくれ~。゚(゚´Д`゚)゚。

斑目さんの失恋で、初代の物語はこれで終了。

今後はクッチーと大野さんの卒業、そして荻上会長の就職活動(漫画家メインになるのかどうかはさておき)が控えています。初代を支えてきたメンバーもいなくなり、二代目となる1年生3人がどうやって現視研を支えていくか……。ホント、どうなるか心配です。

……来月号は文化祭編がついに完結。最後は果たしてどうなるのか、期待して待ちましょう。