河合朗『ギャルとオタクはわかりあえない。』第1巻

一方はコギャルで、もう一方は地味女子。一方はアイドルオタクで、もう一方は熱を上げているアイドル本人だったら……?

てか、ここ最近オタク向けコンテンツにコギャルブームが来てるなぁオイ。ついでですが、18禁漫画誌のコミックExEに載ってた小島センセイのえちぃ漫画を見て自分の高校時代がいかに恵まれなかったか思い知らされました。男子高だったし;;。

(以下、ネタバレを含むため格納)

クラスでひときわ目立つコギャル3人衆として、同じクラスの生徒からは白い目で見られている早乙女まりあは、実は大のアイドルヲタ。彼女が熱を上げていたアイドルのCD発売日にCDを買ってガッツポーズをしていたら握手券を落としてしまう。

初っ端から土下座ってw

それを拾ったのは同じクラスの音無さんだが、その時に早乙女さんがガッツポーズをしていたところを動画に撮っていたからさあ大変。握手券は無事取り戻したものの、それのことがライブ当日にとんでもないことを巻き起こすのだった。

ツインテールはカツラでした。

ライブの当日に熱中症でまりあがぶっ倒れた時に見たのは、楽屋でかつらを外した音無さんの姿だった。そう、彼女こそ自分が熱を上げていたアイドル、TEN本人だった! しかも彼女がアイドルをやっていることを口止めするように言われ……。ここから、相性最悪と呼べる二人の奇妙な付き合いが始まることに。

後の話では音無さんと親しくなっているが、岩清水さんのほうが先輩です。

音無さんがライブで出身地をバラしたミッチーこと岩清水さんが登場したり(但し、芸歴では岩清水さんのほうが先輩)、

妹もハマるけどね。

まりあの妹であるゆりあ(姉と同じギャルファッション)に問いつめられたり(彼女も音無さんのファンになっちゃいました)、

アイドルとくればアンチが付くのは当たり前。

音無さんが握手会でアンチに叩かれてショックを受けたり、TEN(音無さんの芸名)に彼女が出来たことでまりあが落ち込んだり……。

最悪の出会いから一気に打ち解けたたなぁオイ。

出会いが最悪とは言え、第10話のラストではすっかり打ち解けた二人の姿が微笑ましく感じる。一方は見た目コギャルのアイドルヲタで、もう一方は見た目地味な萌え系アイドル本人。支えてくれる人が一番近くに居るなら音無さんも頑張れそうだなぁ、いや、ホント。

百合姫出身者というだけあって、どこの誰か(百合姫を事実上追い出されたあの百合男子)が「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」と叫びそうですが、それはそれで(ちなみに、百合姫での最新作となっている『少女失格』は百合漫画ではめったにないデスゲームモノです)。連載の方も面白いので、気になる人は雑誌を買うか(電子版もあるよ!)、1ヶ月遅れとなるけどコミックウォーカーの立ち読み版も見てみると良いでしょう。ちなみに、電子版ではカバー裏がないのが残念です、ハイ;;。

ギャルとオタクはわかりあえない。 (1) (MFC キューンシリーズ)
河合朗
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